歯神さん

享禄年間(1528年~1532年)、安井村南方に松本豊後守頼全という地方豪族がいた。千足村の黒川元春に攻め滅ぼされるまで、権勢を振るった期間は短かったが、安井谷川沿い一帯に、城館跡など多くの遺跡が残っている。
そのうち、安井地区の西南の段丘上の柿畑の中には、松本豊後守後室の墓がある。約1.8mの自然石を積み上げた上に、墓石と小さな祠が寄り添って建っている。豊後守後室は生前、歯の病で難儀されたので、末期の誓に「世の歯を病める人を救う」ことを誓願して逝去されたという。その後、後室を尊崇していた村人たちが、いつとはなしに墓を歯の神様(歯神さん)として、祭祀するようになったと伝えられている。祭祀日は旧暦11月で村の年中行事となっている。



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